店舗情報
珈琲について知ってほしいこと
珈琲を淹れる3つのポイント
【1】煎りの深さによって温度を変えるのが鉄則
浅煎り豆は沸騰したお湯を火から下ろし、沸騰が収まったところがベスト。高温なお湯で淹れることで「酸味」が抑えられ、「やさしい甘味」が引き出されます。
深煎りの豆は、浅煎りより低め。いったん沸騰させたお湯を火から下ろし、珈琲カップにそそぎます。そのお湯をポットに戻したくらい(90℃以下)が適温。深煎り特有の「苦味」が抑えられ、「コクのある甘味」が引き出されます。
【2】豆の分量を適量に
一般的にはお湯10に対して珈琲豆1が目安。100ccのカップ1杯なら10グラムですから、200グラムの豆で20杯ほど飲めます。10gの分量はコーヒー用の計量スプーンで1杯、ティースプーンなら3杯ほど。これはあくまでも目安ですから、気分によって豆の量を調整し、美味しいと思える豆の量を探してみてはいかがでしょう。
【3】お湯を上手に注ぐには
ポイントは中央付近にお湯を注ぐこと。端の方に注ぐと、ペーパーやネルに直接かかったお湯がそのまま下に落ちてしまうからです。また、お湯が多すぎると油臭さやエグ味まで出てしまうので、抽出のお湯は少な目にし、濃いようなら抽出後にお湯で薄めると味を損ないません。
  • 最初に蒸らす。抽出液が下に落ちない程度に、豆全体にポトポトとお湯を振りかけ、蒸れるのを30秒ほど待つ。
  • 中央付近にお湯をゆっくりと注ぎ入れる。
  • お湯がほとんど落ちた頃に何度かお湯を注ぎ、飲みやすい濃さに調整する。
パッケージについて
当店では、通常チャックつきのビニール袋に珈琲豆を入れてお届けしております。この保存袋は、「冷凍のカニを入れても大丈夫」という丈夫なものです。冷凍保存・冷蔵保存には、もちろんそのままご利用いただけます。
珈琲豆からは炭酸ガスが発散されるため、袋が膨らむことがあります。
豆の保存方法について
珈琲豆は酸化することで劣化が進みます。特に豆を挽いた場合や、夏の暑い盛りには酸化が激しいので、冷蔵庫に入れてください。
長期保存する場合は、ビニール袋のまま(または密閉容器に移して)冷凍庫に入れるのがベスト。開け閉めの少ない冷凍庫であれば、豆のままの状態で半年ほど保存可能です。深煎りの場合、冷凍保存することである種の熟成が進み、独特のコクと香りをお楽しみいただけます(実験済み)。凍ったままではうまく抽出できないので、小分けに常温に戻してお召し上がりください。
美味しいアイスコーヒーを飲もう
  • アイスコーヒーには、フレンチローストのような深めに煎った豆が合います。
  • 豆は贅沢に使って、濃い珈琲を抽出します。豆100gに対してお湯200ccが目安。豆全体が湿る程度にお湯をそそぎ、30秒ほど蒸らします。2/3くらいのお湯をゆっくりそそぎ、抽出が終わりそうな頃に残りのお湯をそそぎます。
  • 抽出したら、容器ごと氷水につけて、ゆっくりかき混ぜながら急速に冷やしましょう。
  • 出来上ったのは、アイスコーヒーの原液です。氷や水でお好きな濃さに薄めてお召し上がりください。ロックウィスキーのように飲んでもいけます。牛乳で割ればアイス・カフェ・オーレになります。