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モノ造り日記

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3月1日(木) 雨 データ入稿 デュープリケート・システム


■徹夜すると足が象。靴下のゴム締めされた所だけに、くっきりと縊れ(くびれ)ができる。

■用語集を作るために、300個のキーワードをピックアップしたのは、一ヶ月ほど前のことだった。締め切りが近づいてきたので、書き始めて一週間ほどたっとどき、全体の五分の一ほども進まず愕然・呆然。締め切りは、翌日に迫っていた。■そして、午前11時。原稿がなぜか仕上がった。すぐに、レイアウトをお願いしているO氏にメールする。■その4時間後、レイアウトされたデータがメールボックスに届く。縦組みなのに、信じられないほどの早業(はやわざ)である。感謝×2。■午後4時、自転車便を呼ぶ。正式にはメッセンジャー便という。カラープリントした原稿をS出版社へ。届いたことを確認し爆睡する。■ひょっとしたら、予定通り、土曜日はオフ?

■Duplicate System(デュープリケート・システム)は、通信事業を運営する上で基本中の基本。■一日二十四時間稼動、常に動いていなければならない。だから、メインのシステムが止まっても、すぐに代わりのシステムが動く仕組みを、必ず持っている。そこには、相手に迷惑をかけちゃいかん、という強い意思を感じる。仕事人として共感する瞬間である。■その二重化システムを、通信業界では「冗長システム」と呼んでいる。辞めてくれよお、その呼び名。システム本来の機能と名称が、これほど一致していない、けしからんものもない。何が冗長だ! 名前を変えろ! 

■あのスイスにあるシステム会社の方々。そう、あのワールドカップ・サッカーのチケットを予約販売している方々ですよ。■あんたらには、愛がないよ、愛が。■ネット予約開始日にドタキャンで延期してくれるし、アクセスが多過ぎて対応できないってメッセージ出して、混乱されるし。■情けないったらありゃしない! 最初からやる気ないんじゃないの、おたくたち。ったく、ざけんじゃないよ!■ウェブマーケティングの分野では、最先端を走っている会社らしいが、だったら、アクセスが爆発することなんて、最初から読めてたはずでしょう。それとも、それも見越した「デキレース」ってこと? それって悪意満タン。ベタベタじゃん。まあ、そこまで勘ぐるつもりはない、って勘ぐってるけど…、分かんないこともない。

■まあ、依頼するほうが馬鹿だね。国や民族の誇りをかけた舞台ですよ。ビジネスがいかにワールドワイドで展開しているとはいえ、国や民族がスポーツという旗印のもとで、代理戦争している舞台。そんなところで、他民族、特につい最近まで、蒙古系・アボリジニ系民族をことごとく抹殺し、その屍(しかばね)の怨念の上に富を築いてきたアングロ・サクソン、ゲルマン系の人たちに、国民的な熱情の受け皿を準備してくれと依頼をするなんて…。■はっきり言って、アホだ。世界を動かしている本音を、見て見ぬ振りしている。そんな場合じゃないでしょ、川渕さん。ひょっとして知らないっ、なんて言わないでくださいよ。

■今、思いついたけど、国別対抗じゃなくて、年齢別対抗でサッカーを競ってみたらどうだろう。だって、IT革命の時代なんざんしょ? ■小さい頃から国際的な交流をしていれば、異民族間のバリアーは確かに薄くなる。十年ほど英会話講師をしていた経験から、それは感じる。そうなれば、国別対抗とか民族別対抗なんてナンセンス、って時代になるかもしれない。■「今回の最優秀年齢層は“25 years over”でした!」なんてね。25歳から30歳までは、次の大会が開かれるまでの二年間、世界中で特別待遇されるのだ。■体力じゃ勝負できない40代以降に、バラ色の道はないのか。その答えは「No」だ。同年代の絆(きずな)が世界中を席巻する時代が来る、かもしれない。それこそ、インターナショナルだ。国をまたいで同年代を応援するという新しい図式。ま、先の話だ。

■自分の音楽CDを整理した棚の中には、同じものが二枚並ぶことがある。それは、間違って買った場合もないではないが、その昔、車を持っていて、どちらでも聞きたかったからだ。その“どうしても”という気持ち、自分でも嫌いじゃない。■だから、あのシステム会社の今回の仕事は、“どうしても”許せない。