翌日

モノ造り日記

昨日


3月8日(木) 晴れのち雪。冬に逆戻り。黄砂から桜散る頃まで


■冬だ。でも、ガキは元気。猛スピードで迫ってきた自転車をよける。コートに手を突っ込んだまま細い表参道の歩道から車道へ飛び出すと、バランスを失って車道に大きくはみ出した。が、車はじっと止まったまま待ってくれていた。表参道ではクラクションを鳴らす車は少ない。

■沼ちゃんからメールが来た。飲み会へのお誘い。ムフフ。「もしかして今日、黄砂が舞ってたんじゃない?」という。フムフム。そう言えば、黄砂が吹き始める頃から桜が散るまでの間、花粉症が発生する。思えば、そうだ。二十年以上前のことだ。肌が敏感だった親友の松山は、「黄砂の吹き始めたら、目の痒いうなっとさ」と言った。花粉症に似た症状は、昔からあった。春先、風邪でもないのに、クシャミを連発するのは、恋の前触れと、九州では冷やかされたものだ。花粉症は花粉だけの仕業じゃない。黄砂や排気ガスが関係していることは、感覚的にわかっている。症状が重くなければ、病気じゃない。薬屋を無用に儲けさせることはない。年中行事として受け入れれば、苦にはならないはずだ。

■目が覚めると真っ暗だった。午後七時。久しぶりに昼夜逆転。スタッフが休みに入り、誰もいないことをいいことに、睡魔に簡単に負けて、午後のボーとした時間に気兼ねなくダウンしてしまう。ああ、サッパリした。

■眠れない夜。『U2』の“Stories for Boys”を繰り返し聴く。ボノのヴォーカル、エッジのリードギター、アダムのベース、ラリーのドラムス、どれをとっても、彼らのサウンドは、政治色を強めても、ストーリーパフォーマッスで交通渋滞を引き起こしても、ワールド・ツアーで億万長者になっても、原点はこのサウンド。

■プロジェクトX。毎週いつも深夜の再放送。今週は、襟裳岬(えりもみさき)復活に賭けた人々のプロジェクト。ええ話や。泣けた。