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モノ造り日記

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2001年5月2日(水) 晴れ/庭の花/光・IP通信はまだ割高

●ツリバナの上に光ファイバーの青いケーブルが走っている●

■庭の花

 「ツリバナ(Euobymus oxyphyllus)」という花。秋に葉っぱが赤くなり、小さなカボチャみたいな実がなるが、食用ではない。

■光・IP通信サービスは、個人にはまだ割高

 光ファイバー・ケーブルを自宅まで引き込み、高速でデータをやり取りする通信サービスを、NTTでは「光・IP通信サービス」と呼んでいる。

 サービスにはいくつかの種類があり、通信速度と利用者数などで異なる。通信速度は、低速の10メガビット(10Mbps)から高速の100メガビット(100Mbps)まで。利用者数とは1本の回線を利用する人数。少ないほうが速くなる。
 最も低速(10Mbps)で多人数で利用する最低限のサービスを選ぶと、平均で4Mbpsほどの通信速度になる。それでもかなり速い。どのくらい高速かというと、ISDNで3分ほどかかるデータを、ほんの数秒でダウンロードできるほど。ほとんど待たされる感覚はない。この数値は、ディズニー映画のストリーミングデータをダウンロードしたときに、バッファリングしてビデオが開始されるまでの時間を計測したものだ。
 しかし、最大速度と実効速度が違いすぎる。広告でよく見かける最大10メガ」とか100メガという速度は、理論値であって、実際はその半分の速度でデータをやり取りできれば、NTTとしては問題なし、としている。だったら、「平均で4メガ前後の速度で通信できます」とするべきじゃないだろうか。

 「ブロードバンド」と呼ばれる高速通信ネットワークは、使い方次第でとんでもないメリットを受けることになるだろう。しかし、現状では、普通の人たちが、その可能性を最大限に広げるところまで使せるとは、とても思えない。
 また、高速通信のメリットを生かしたコンテンツもほとんどない。メールで大量のデータをやり取りできるメールボックスを準備しているプロバイダもない。ウェブサイトもプロバイダも、まだ整備されていない。

 現状のサービス(特にNTTのOCNサービス)からの利用料金体系を見直し、スムーズに移行しなければ、従来のユーザーを失ってしまう危険性が高い。転送速度が7Mbpsの「OCNエンタープライズ」の接続料金は、月額で100万円近くだが、最近サービスを開始した、有線ブロードバンドでは、最大100Mbpsで5千円程度の設定になっている。いったいこの差はなんなんだ! それまでの料金って、どんな根拠で設定されていたのやら、と疑問になる。
 100倍以上の利用料金を支払って平気な人はいないだろう。

 現状では、個人で利用するなら光ファイバーよりADSLがお得だ。光ファイバーを利用した通信料金は、月額2万円程度。光・IP通信サービスの使用料金が1万3千円で、別途プロバイダーとの契約が必要で月額6千円、その合計金額が2万円ほどというわけだ。
 ただし、うちのようにサーバーを外部に持ち(ホスティングサービスという)、データのやり取りを頻繁に行う場合には、光IP・通信サービスは割安となる。これまで利用していたOCNエコノミー(月額3万円強)と比較すれば、使用料金は三分の二。来月あたりから、光IP・通信サービスでは利用料金を下げることが、すでにアナウンスされている。さらに10Mbjpsから100Mbpsへと変更すれば、圧倒的な速度で通信が可能となり、世界がまた大きく変わる可能性がある。


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