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モノ造り日記

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2001年8月3日(金) 健在なりマーフィーの法則


●非権威主義者たち●

■肝心なときにトラブルは発生する。マーフィーの法則は健在なり。

原稿は仕上がったが出力ができない。納品直前だというのに、朝からカラープリンタが不調。■このプリンタのほかに、モノクロのポストスクリプトプリンタと、カラーのインクジェットプリンタがあるのだが、今回はポストスクリプトのカラープリンタから出力した原稿でないと意味がないのだ。リコーさんに点検にきてもらう。ハードディスクを交換しないとダメらしい。

参ったなあ、と頭を抱えていたら…。突然、姪たちが遊びに来た。なんでこんなときに! そうか夏休みか。小学生と中学生。やはり彼女たちはかわいい。昼食を食べに出る。■肉を食べたいという。そうか、じゃあ、少し歩くけどいいか、と青山墓地を抜け消防署そばにある『たからや』で牛ステーキランチを食べる。一緒に遊べないのが悲しい。■彼女たちを送り出し、仕事に戻る。急いているときに、ダラ〜ンとした時間を過ごすと、開き直って好結果を生む場合もあるらしい。

■ギリギリまで粘るが、出力はダメ。てんぱる。…じゃあ、E誌編集部に出力をお願いしよう、ということに。担当のS氏に事情を話すと、快諾していただく。さっそくデータをメールで送り、データをコピーしたMOと資料を持って編集部へ向かった。■原稿の内容に関しては自信があった。最後まで妥協しなかったぞ、という自負もある。しかし、文章が埋まっていない部分があるので、補足しなければならない。その資料も確かに手元にある。さて、その結果は…

■会議室で少し待つ。担当編集者S氏がほどなくして会議室に現れた。表情が硬い。あれえ、気に入らなかったのだろうか、と一瞬不安が走った。■彼は言った。5分ほど前に社長から話があり、残念ながら休刊することになりました。申し訳ありません。■……そうですか。編集部のみなさんは大丈夫ですか。なんて、訳のわからない受け答えをしてしまう。そ、その展開は考えてなかった。■すぐに今後の対応について、S氏は冷静に話を進めた。こんなときにどう対応するかで、その会社の文化がわかるものだ。破格の待遇が提示された。戸惑いを隠せず、そこまで作業を進めているわけじゃないので、もう少し安くしてください、と答えてしまう。■書籍に展開する方策なども協議し、あとは編集部の事後処理が一段落してから話を進めることにした。

■夜は南青山『とりよし』(鳥良とは違う)に昔の仲間が集まった。以前の会社で同僚だったり上司だったりしたが、上下関係より仲間意識が強く、バラバラになった今でも、誰かが声をかけてたまに集まる。■共通しているのは、権威主義者でないことだ。十数名ほどいるだろうか。今夜集まったのは十名弱。■二次会は近くのグエル事務所の二階で最終電車まで飲む。


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