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2001年12月1日(土) 新しいことを受け入れる度量はあるか? |

●街に日の丸が見える日に仲間集まる●
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■私のお父さんと同い歳ですね。 と、エミちゃんは言った。 今年から芸大の建築家に通い始めたエミちゃんの彼氏とは、彼が中学生のときに、あるネットワークで知り合った。それから高校受験、大学受験と彼の人生の節目を何度か見てきたのだった。彼は学生とはいえ、神楽坂近くにすでに事務所を構えている。アゴにヒゲを蓄え始めた彼の顔には精悍な表情がいつしか似合うようになり、今年の宴には彼女を同伴してやってきた。 彼女も建築を目指しているという。いわゆる理工系の建築設計士ではなく、インスタレーションに近い。初対面の彼女から建築への熱い思いを聞き、私は今でも作り手として右往左往するていたらくを話すのだった。とはいえ、これまでの人生のまとめにかかろうとする者には、これから自分をかけていこうとする者と話はできない。いつまで面白いことを追っかけられるのだろうか。 ■今夜は宴 夕方6時半、表参道にあるうどん居酒屋『傳の栞』(でんのしおり)に、十数名の参加者が全員集合した。今夜は、十年以上前に始めた、あるネットワークの忘年会。それは、何か特別の目的があるわけでなく、ぼんやりとフワフワした宴なのだ。 「○○ネット」は新陳代謝を積み重ね、様変わりを続け、メンバーも一定していない。大先生になった者もいれば、事業家として成功した者もいれば、自分のスタンスをかたくなに崩さず我が道を進む者もいれば、廃業した者もいれば、喧嘩別れした者のいれば、結婚した者たちもいる。 それでも○○ネットが持続しているのは、なぜだろう。それは、ネットを取り仕切る者が変わらないスタンスでいるからだと思われる。宴を取り仕切る幹事もバランス感覚が優れているに違いない。今回呼べなかった者もいるし、声をかけられても来れない者もいるわけだから。 さて、二次会は歩いて10分弱のグエル亭にて朝まで続いた。 |

●脱色女王の幹事殿はなぜか物憂げ●
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■出汁のきいた「うどんすき」はオススメ 騒ぎに騒いだ罪滅ぼしというわけではないが、お世話になった美味しいお店をご紹介しておこう。 うどん居酒屋 傳の栞(でんのしおり) 料理の分量は見た目には少ないかなという印象を与えるが、食材と隠し味に工夫がこらされており、知らぬ間に満腹となる心地よさが勝負。店員の対応も非常によい。最も売りである「うどんすき」は少し甘めのカツオ出汁が体にやさしい。野菜にも魚にもお肉にもうどんにも相性がよい。お薦めだ。15人ほどのグループでもよし、6人ほどの少人数での個室席もよし、カウンター感覚のテーブル席も悪くない。無用なゴージャスさがなく、大きな音を吸収する壁の作りや調度品にも工夫の後が見える。 |