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2002年2月1日(金) 早起きは続く/漢字の書き取りはしているか?


東京タワー

●青山墓地から見る午前7時の電線●

■空に月、街に鬼
 今夜も月が飛んでいた。昼は青山で鬼を見た。ブティックに豆をまく鬼の面をかぶった町内会のおやじたち。「鬼は外ぉ。福は内ぃ」大声で叫ぶ青いはっぴ姿が子供のようにはしゃいでいた。

■漢字の練習
 口の悪い国語講師は、前期のテストを終えたばかりの理科系の学生たちの前に、漢字問題集を置いてこう言った。
 「お前たち、こがん漢字も書けんとや。こんくらい覚えとっとが常識やろが。日本人かそれでも、情けんなかねえ。今日は問題集を一冊ずつ配る。来週から毎回、わしの講義のときは、20問ずつのテストをやるから、練習してこい!」

 結局、卒業までその書き取りテストを学生は強いられ、できの悪さを罵倒され続けるのだった。しかし、答え合わせのときに講師が解説してくれる漢字にまつわる話は、男子ばかりのクラスで下ネタとおぼしき話もあり、毎回楽しみではあった。それは、もう四半世紀も前の話。
 二子玉川にいた頃、そう、三年ほど前のことだった。あの漢字練習問題集が、あの頃とまったく同じ装丁のまま、書店の棚に並んでいるのを発見した。
 「書き取り問題精選」(日栄社編集所編)の奥付を見ると、「昭和36年三訂初版発行、平成7年1月20日 660版発行」とあった。660版!とは驚いた。開いてみると懐かしさがこみ上げてくる。目で追って問題を解いてみたが、知っているはずの漢字が書けない!
 「お前たち、恥ずかしゅうなかとや!」
 という声が聞えた気がして、仕方なく緑色の本を1冊購入した。それから、漢字練習を続けているが、時折りあの国語講師が話してくれたことを思い出すことがある。

 日本語変換システムに頼っていると、「児童販売機」みたいな笑えない間違いをすることだってある。たまには、ペンを持って手で書くのもいいのではないか。気持ちが落ち着くことだってあるかもしれない。

■夜更かししても、早起きは続く
 昼間にシフトすると、体が喜んでいるようだ。少々夜更かししても、すぐに昼夜逆転モードには突入しそうにない。噂によれば、あちこちで昼夜逆転モードから抜け出しているモノ書きがあちこちにいるらしい。お月様に体調が左右されるのかもしれない。気がつけば、もう立春が目の前だ。

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