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2002年3月3日(日) 皇居マラソン7回目/F氏夫妻と『希須林』で昼食


消防車

迫り来る消防車、迫り来る締め切り●

■寒かった一日だが、花粉は大暴れ。

■午前10時。F氏より電話が入る。「いっちょ、行きますかあ」と、ケイタイの声。彼はすでに半蔵門へ移動中のこと。やる気満々である。ほんじゃ、あっしも行かずばなるまい、と、30分後に出発地点に集合する約束をして電話を切った。

■急いで身支度を整える。今日は、言いだしっぺのW氏は、あるマラソンリレーに参加するらしく不在。そのため、車でのお迎えはなく、着替えを入れたナップサックの置き場もない。荷物は駅のコインロッカーに入れるしかないが、それも面倒である。着替えのシャツとタオルをポシェットに突っ込み、腰に巻きつけて外出した。

■約束の時間が迫っていた。半蔵門までは表参道駅から3つ目。…う〜む、間に合わない。仕方なくちょうど通りかかったKMタクシーを捕まえて乗り込む。これから走るというのに、タクシーで移動なんてちょっとかっこ悪いので、出発地点の手前で下車し、いかにも電車で来た風に小走りに交差点に向かい、F氏に手を振る。なんとも…。

■午前10時30分、半蔵門の麹町警察署前に集合。ゼッケンをつけたランナーたちが一生懸命に走っている。「DNP本社」とか「DNP○○事業部」、「DNP北海道」といったゼッケンが見える。今日は大日本印刷(DNP)さんの社内対抗マラソン大会らしい。必死で走るランナーを横目に、二人はマイペースで大人の走りを満喫した。

■花粉が大暴れしているが、走っている間はまったく影響がないのは不思議だ。今日は遅すぎるかな、と思ったが、32分ちょうどと前回よりも速くなっていた。慣れというものは恐ろしい。二回目の走りとなるF氏はかなりしんどかったらしいが。

■無事に走り終え、噴き出した汗を拭いていると、気温が低いことに気が付く。半蔵門の駅に向かったが、このままでは風邪を引いてしまうかもしれん、というわけで、また(私だけだが)タクシーで帰宅し、シャワーを浴びることにした。

■深煎り珈琲は苦手というF氏には、浅煎りのキリマンジェロと中煎りのコロンビアを渡した。思えば不思議なものだ。F氏とこうして走ることになったのも、名古屋在住のデザイナーT氏と、あるBBSで知り合ったことがきっかけだった。

■もう十年以上前になる。あの頃、BBSの仲間たちは皆これからの人で、志だけは高いが暇だったのだろう、何かにつけてよく集まっては騒いだ。年末には全員集合し、集会場を借り切って徹夜で話をしたりしていた。とても旨い寿司屋が築地市場の場内にあるよ、という話が持ち上がれば、朝早くに大勢集まった。「タイ宮廷料理屋」が名古屋にあるよ、と話があれば、名古屋まで出かけたりした。独身の妹が東京に住んでいると聞けば、T氏とその妹Mちゃんと東京で合流したりした。そうして皆、それぞれ活躍し始め多忙となり、たびたび集まることはなくなり、BBSにアクセスするメンバーも限られてきた。しかし、何かあれば集まる。何もしがらみがない頃に知り合ったからなのだろう。

■F氏はMちゃんのダンナである。今は新宿三丁目に住んでいるため、たまに麻雀したりジンギスカン料理をご馳走になったりする。Mちゃんを表参道に呼び、駅すぐそばの『希須林』にて昼食。彼らは「松田優作展」を見に行くからと、渋谷へ下りていった。午後は仮眠をとって体を休めた。

■夕方から執筆にあたるが、くしゃみが連発しおうじょうする。少し熱っぽいのは花粉へのアレルギーのせいだろう。BGMはブリリャント・グリーン。

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