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(表現が角張ってたので、書き直した)
■聞かれたので、こう答えた
「ここの家賃は60万です」
すると、間髪を入れずにM氏はこう言った。
「僕の手取りじゃ足りまっせ〜ん!」
素直に勝る感性なし。
■聞かれたので、こう答えた
「日経BP社という出版社から主に本を出させてもらってます」
すると、間髪を入れずS女史はこう言った。
「実は昨日、講談社で漫画あつかってる知人と食事したんですよおお」
知らぬと言えぬモノ知らず。
■それを言っちゃあお仕舞いよお!
思ってはいても、絶対に口に出しちゃいかん言葉がある。文字にしてはいかん文章がある。これもそうかもしれない。メールで使ってはならない言葉がある。心の中に一生しまっておくべき言葉がある。
■彼は言った
「実は、この雑誌を立ち上げたきっかけは、僕が出した提案書だったんですよ」
と、編集長は最後のパーティで言った。
それは皆知ってることで、あなたに言ってほしくはなかったよ、それを。こんな事態になったのは私の責任です、と言って去ればかっこよかったのに。
■彼は言った
「妻を見て哀れとしか思えない」
と、男は妻以外に心を寄せる女性につぶやいた。
そんなこと、言われちゃ私も二の舞いかしら、と女は思った。
■それでも許したい
とはいえ、魔が差すときだってある。それも肝心なときに、つい口を滑らせてしまうときがある。それを言っちゃお仕舞いってとこから、再出発できれば本物かもしれない。
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