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2002年3月10日(日) 皇居マラソン8回目/陽気にもやる東京


六本木ビル

●青山墓地から仰ぎ見る工事中の六本木ビル●

■季節の変わり目は突然やってくる。今日がそんな日だった。暖かい!

■日曜恒例の皇居周回マラソンは、今日で今年8回目となった。我ながらよく続くものだと感心する。■午前10時過ぎ、W氏の車は南青山で私をピックアップすると、平河町へと向かった。開け放った車の窓から吹き込んでくる風が心地よい。一週間前は震えていたのに、えらい変わりようだ。■待ち合わせ場所には、F氏もちょうど着いたところだった。軽くストレッチなぞをやる。三人ともいつになく動きがいいのは、暖かいせいだろう。

■本日の結果は、またもや記録更新。31分18秒。■30分の壁を破る日も近い。などと書くと、何やら良さげに思えるかもしれない。しかし、それは大きな間違いなのだ。■人は進化するものだが、大人は進化してはならない。大人は十分に進化しているからこそ大人であって、記録を伸ばそうなんて今さら、そんなスケベ根性を起こしちゃいかんのである。■体脂肪率を落とそうとか、体重を落として締まった体に改造しよう、酒もタバコもセーブしようなんて、そんな馬鹿なことを考え始めては、お仕舞い。■しかし、これまでの健康志向はROMにしっかり刷り込まれている。悲しいかな、記録を更新すると嬉しいし、すこし誇らしげになったりする。■ああ、大人への道は険しい。ホントかいな?

■思うに、今年一番の暖かさに体は走る前から暖まっていた。■それが誤算だった。走り始めたとき、いつもよりペースが速いことに気がつかなかった。■三宅坂を下り切り、お堀端の平坦な道に差し掛かったとき、そう、ゴールまで三分の一ほど走ったところで、やっと気が付いた。しかし、気が付いたときは、もう手遅れ。■息がく、苦しい…。うう、まだ半分以上残ってる…。■誰とは言わないが、三人の中に走りながらオナラをかます奴がいる。今日も奴は何度かやらかしてくれた。しかし、三人とも息が苦しく、押し黙って走るしかなかった。■半身浴みたいな気持ちよい大人の走りを来週はしようではないか、と誓う三人だった。

■本日のマラソンで唯一よかったことは、マラソンを終え帰宅する途中、青山墓地により、あの白い木蓮を三人で眺めたこと。その自由な枝ぶり。天に向かって半開きした肉厚の花弁。申し分なし。それに、今日はときおり吹く風に乗ってくる木蓮の香りにも圧倒された。

■通りを歩くと、白い色が目立つ南青山だった。今年の流行は白か? 

■『Panya Papas』にて昼食。接客係りのお姉ちゃん、ファンデーション濃すぎるんとちゃいますか? ■アイドル研修でもやってたのだろうか、笑ったお顔が素人ばなれしてて目立ち過ぎ。■店内に妙な緊張感が漂っていたのは、カップルの女性たちの敵意に満ちた視線が飛び交っていたからに違いない。■こちらは関係ないので、お気楽。溜まっていた飲み物券を何枚も使う。一度に何枚でも使えるそうで、ワインやら紅茶やらを三人で注文しまくる。

■オーバーペースのマラソンと、昼食のワインがたたり、午後はお昼寝。夜は早めに就寝。仕事は進まず一日を棒に振る。翌日は早起き。幸せな一日だったのかもしれない。

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