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2002年4月8日(月) 三者面談/話せば分かり合える


書斎を彩る黄色の花

●昼間、書斎の温度計は30℃を指していた●

■教師と生徒、その親が頭をつき合わせて子供の進路などについて協議する、「三者面談」とやらに出席した。約束の時刻に遅れ、走りこんできた佳織の新しい担任となる教師は、息を整える間もなく、話し始めた。ずいぶんせっかちな女性だな、という印象を持った。成績や進路、学校の方針、新しいクラス編成などなど、次から次へと話題が展開していく。口を挟もうにも挟みようがないまま、一時間半が過ぎた。最後に教師は言った。佳織ちゃんに欠けているのは、コミュニケーション能力です。では、…と言って教師は終わりと告げるのだった。■ちょっと、カチンときた。この人は分かっていない。佳織の一番良いところは人の話をよく聞くところであり、コミュニケーション能力は人一倍優れている。母親の顔を見ると、えっ? という表情をしている。どうも、私と同じような感触を持ったらしい。■私は言った。何のために三者が集まっているかといえば、それぞれの考えを述べ、子供の生活や進路について、お互いがどのように努めるべきかを確認することじゃないのか。九州からはるばる出てきている母親も少し話を聞いてもらいたいことがあるようですよ。それに、子供と親がいつまでにどんな目標を持って、どのようなステップを踏んで進めるとよいのか、このままじゃ分からないので、もっと具体的なお話をしませんか、と。教師の反応はさておき、それから、やっと意思のキャッチボールが始まったのだった。

■夕方、日経BP出版局の山岡氏来訪。鈴木が執筆中である書籍は入校直前である。しかし、彼はここにきて構成の見直しを迫ってきた。書籍の特徴をすっきりさせるには、一部を巻末に移動させたり、入れ替えが必要ではないか、と言うのだ。■来たな、最後の粘り腰。少し話が複雑になりそうだったので、昨日入手してきたばかりの烏龍茶を淹れて出す。お茶を飲みながら協議する。■執筆者である鈴木は制作も兼ねているので、制作者としては土壇場の修正は間違いを生みやすいので避けたいのだ。しかし、内容に破綻があっては本末転倒なので、最終的には執筆者としての立場が優先してくる。■ならば、こうしたらどうか、いや、それじゃ中途半端、だったら、3章の後半も巻末に、なとど協議は続いたが、これで、スッキリしましたね、そうしましょうと、二十分ほどで決着す。■落ち着くと腹が減る。そのまま『古道』にて蕎麦を食らい、別れて帰社す。

■夜は、用語集の執筆にあたる。

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