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2002年7月13日(土) 体の安全弁が外れ爆睡


書斎の窓から差す光

●強すぎる光に目がくらむ●

■昼前に起き出し、執筆を進めるが、一日中なぜか眠くて大きく進めることはできなかった。

■午後二時、税理士来訪し決算報告の確認。■弊社は5月が決算期であり、決算報告を7月末に役所に提出しなければならない。■決算の試算は予想通りの数字。■進行中だが形にできないままの書籍が何冊か、図らずも執筆を断念させていただいた書籍が何冊かあった。■2冊ほど形にしていれば会社としては体面が保てたが、今年は先送りにした。そういう時期と判断したからだった。「本当に形にしなくちゃ!」という強い意思(意志ではない)がない限り形にはならない。諸般にご迷惑がかかってしまい申し訳ないとは思うが、形にしてはいけないのだ。■さてこれからというと、何を形にするべきかが明確になってきている。来期は形にする時期だ。

■午後の用件があっさりと終わると、「これから行くけどいい?」と、まるで狙ったように姪の佳織(かおり)から電話が入った。■何か特に用件があるわけでもなかったようだが、卒業してからの予定やそれまでの勉強のしかたとか、佳織にしてはマジな話を持参してきた。■相変わらず化粧は派手だが、まだ幼さが残る顔。幼い頃のかわいさを見ているからか、どうも彼女には弱い。■生成り色をしたデニムの細いパンツは今風に股上が短く、ソファーに足を折って座ると背中が丸出しである。■最近は早寝早起きなんよ。外で食べることもほとんどなくなったし、体の調子もすごくいいの、という。■見れば分かるさ。都内での一人暮らしが板に着き、本来持っていた自信を取り戻したことが、よく分かる。仕草に落ち着きが出てきている。まともに褒めるのも気恥ずかしく、ずいぶんと足が細くなったな、とはぐらかす。■「菊屋」の和菓子は十八歳の小娘にも味の微妙な違いが分かるらしく、えらく褒めていた。■三時間ほどいて目白に帰っていった。

■昨日から、プロ野球のオールスター戦をやっている。今日も試合の途中で眠くなり、そのまま寝入ってしまった。■疲れがピークに達すると安全弁が突然はずれる。安全装置が正常に機能してくれるのはありがたいが、今日中に書いておこうと思っていた原稿が先送りになってしまった。■これを機会に、佳織にあやかって早寝早起きでもするか…。

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