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2002年7月31(水) 朋あり遠方より来たる/造る人は孤独


表参道駅、照明写真ブース。デジタルカメラのデータも扱える

●ホワイトバランスを強くすると美人に見える法則を忠実に守っている証明写真ブース●

■東京はこの夏いちばんの暑さだったらしいが、あまり暑さを感じなかったのはなぜだろう。

■スポーツクラブに三度目の正直でやっと正式に入会した。自宅から5分とかからない場所にあるこのスポーツクラブには、引っ越してきたばかりの頃、二度、仮入会している。正式に入会しなかったのは、単に写真が必要だったからかもしれない。■このスポーツクラブには、二十年以上前、実は入会したことがある。勤めていた会社が入会してくれ、同僚たちと頻繁に通った。その頃のことも思い出してしまうことも、入会を躊躇させた一因かもしれない。■表参道駅の改札そばにある証明写真ブースで写真を撮る。その足で『大坊珈琲』におもむき、先週撮影したとっておきの写真を大坊氏に見せると、そうですか、この方が噂の女性なんですね、と食い入るようにデジタルカメラのディスプレイを眺めていた。来ないから会えないんですよ、と少し意地悪をする。■スポーツクラブの受付は忙しい。次から次へと来客に追われるが、ゆっくりと接客してくれて有難かった。しかし、最近の若い女性は、なぜあんなに顔が小さいのだろう。

■夕方からインプレスの著者謝恩パーティがあるというので、同伴で行こうとデザイナーの菊池氏が時間少し前に事務所にやってきた。■アイスコーヒーを飲みながらしばし話をする。■何の手違いか招待状はスタッフの鈴木だけに送られてきていたし、午後から英文の修正依頼が入り急ぎの仕事があることや、窓口は一本化したほうがいいという会社の方針もあり、私は出席しないことにした。

■夜、パーティに出席した友人たちが押し寄せてきた。「できる」シリーズのカバーデザインをしている山岡裕樹氏とイラストレーターの廣島潤氏。菊池氏も後から合流し、終電までグエル事務所にて話となる。■「できる」シリーズを立ち上げた、若くして逝ってしまった山下憲次氏との話、パーティで流されていた立ち上げ時のいきさつビデオがウソばかりだという話、グエル内に保存している「できる」シリーズの元本となった書籍の話、知り合った頃に唯一の業界誌として皆が購読していた『Bug News Network(BNN)』の話、その雑誌がつぶれてBNNが『Mac Life』という雑誌を立ち上げたときの話、ハイパーカードにどっぷり浸かった話、DTPが始まったときの話、そしてこれからの話、などなど。■昔話をするようになっちゃお仕舞いだね、と言いながら、彼らは終電に乗って帰っていった。

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