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■東京の天気:曇一時雨後晴れ/最高気温:28.5℃+/最低気温:22.3℃+/湿度:80%-
■青山周辺は深夜から雷を伴った豪雨が続いた。未明に雨がピタリと降り止むと、一斉に鳴き始めるこうろぎや鈴虫。虫たちは雨がそれ以上降らないことを知っている。
■安心して二三時間ほど眠る。今日は日曜日だが、恒例の皇居マラソンはお休み。雨が降り止んだあとは絶好のランニング日和だったが、義父の墓参りとあっては中止せざるをえない。
■午前中は曇天。夏の名残りは涼しさを蹴り飛ばし、蒸した空気を呼び込んでいた。表参道駅から半蔵門線に乗り、九段下駅で東西線に乗り換える。そこから快速で西船橋駅までは約30分。ラピット号という名前はかわいらしいが、椅子は固い。西船橋駅でいったん外に出て献花を調達し、武蔵野線でふたつ目の駅で下車す。そこからタクシーを拾って霊園に到着したのは、午前11時少し前だった。
■義兄たちとおにぎりを食べ解散。姪たちは自家用車で帰っていった。我々はタクシーを呼ぶが、「近くに車がいないので迎えには行けない」と断られる。雲間からは陽光が差し始めていたし、近くのバス停まで歩くことに。20分ほどの散歩となる。緑が目にやさしく、澄んだ空気で肺が洗浄されるようだった。バスの乗り合わせもよく、バス停でほとんど待たされることもなかった。道中を心穏やかに楽しむことができたのは、向田邦子の「父の詫び状」を読んでいたからばかりではない。
■表参道駅から外に出ると、澄み渡った空から照りつける陽光が痛いほどだった。『アンデルセン』で菓子パンを買って帰宅す。
■寝不足と移動した疲れでぼんやりしたまま、書斎に読むべき本をかき集め、椅子の上でうたた寝しながら読む。またしても徹夜。夜はまたしても雨だった。
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