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2002年9月13日(金) I'm OK, you're OK./秋風涼し


●TSレンズとデジタルカメラの最強コンビ●

■東京の天気:曇/最高気温:25.7℃-/最低気温:19.1℃-/湿度:72%+

■“同時多発テロ”は悲しい。仕事をしている最中に、いきなり命を奪われるなんて…。犠牲になった方々が気の毒でならない。

■“同時多発テロ”という呼び名は寂しい。テロはterrorのこと。辞書を引くと、terror=great fear(多大なる恐怖)、またはそれを引き起こす事件とある。fearとは、painful feeling caused by the nearness or possibility of danger or evel(危険や悪行に接したりその可能性が引き起こす痛ましい感情); anxiety for safety(安全に対する心配)といった解説がある。テロは被害を受ける側の言葉。危害を加える側はそうは思っていない。

■テロは決して許されるものではない。しかし、なぜ危害を加える側が命を賭した攻撃をしかけねばならないのか。その原因を議論して対処しない限り、武力だけでは根本的な解決にはいたらない。

■ウェブ世界での情報では、オサマビン・ラディン氏とアメリカ大統領ブッシュ氏が、かつて原油取り引きでパートナーであったこと、商売上でブッシュ氏が煮え湯を飲まされたことを、知ることができる。しかし、マスメディアではいっさい報じられない。危機管理が徹底しているはずのアメリカで、世界貿易センタービルが崩落することを予測できたはずの建築家や関係者たちの責任が、なぜ公然と議論されないのか。「悪者はあいつだ!」と声高に叫ぶだけでは済まされないはず。

■第二次世界大戦後、小銭を少しずつ蓄積してきたマハティール首相率いる国から、世界標準という旗の下、金融取引の操作によってその富を一瞬のうちに吸い上げてしまった欧米諸国のやり方は、恥ずべき行為ではないか。荒廃した国土を長い年月かけて復興してきた国民の努力はいったい何だったのか。そのような事態が第三世界で頻発していることが、なぜ報じられないのか。武器を使わぬ侵略を続けている、と言えるのではないか。少なくとも、努力が徒労に帰してしまった人々の感情をどこかに収めてやるべきだろう。

■コンピュータに関する本を書いたり、英語の翻訳を生業とし、ある意味、世界標準に加担しているので、アメリカの肩を持ちたいのはやまやまだが、世界をリードする人物としてブッシュ氏にはもう少し品格を持って対処してほしい。

■“I'm OK, you're OK.”という世界は存在しえないのか。圧倒的な武力で押さえ切ろうとするアメリカのやり方は、世界を破滅させる。暴力的な人は存在するが、暴力が好きな人は存在しない。富と権力を持った者は、それをすべて使い果たして後に残さないことが美徳である、という考え方が主流にならないものだろうか。子孫の繁栄を願う人間にはしょせん無理な話なのかもしれない。政治がらみの話は切りがないので、ここでは二度としないことにする。

■秋がやってきたようだ。涼しい。虫たちの鳴き声が小さくなってきたのは雨のせいだろうか。マリナーズは不調だが、TVドラマ『ツーハンマン』は快調。二日連続で泳ぐ。

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