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■三週間ほど引き延ばしてしまった原稿は、今朝、入校を迎えることができた。朝からウィスキーを飲み睡魔が心地よく襲ってくるのを待ったが、頭が冴えたままで眠くならない。
■もうすぐ刷り上る二冊の書籍のことを考えた。著者は京都大学の学部生である。優秀であることは間違いないが、科学する楽しさに魅せられた彼の純粋な熱気に打たれた。その科学熱を読者が共有できるよう、いろいろな仕掛けをするのが、今回の仕事だった。
■情報を伝えることの難しさを思い知らされた仕事でもあった。著者もよく辛抱して最後まで踏ん張ってくれた。スタッフの思い入れも強い。愛着が湧き始めているのを感じる。今回、版元にお願いし、スタッフリストに「情報デザイン」という新しいタイトルを加えていただいた。そのタイトルにふさわしい仕事だった。
■昼前、「日経マスターズ」のT氏に誘われ、骨董通りにある和食屋『椿』で赤い顔をしたままランチを食べる。近くのタバコ屋にて葉巻を3本、Gitansを1カートン買って帰宅。■夕方まで次の仕事の準備を始め、深夜まで眠り、朝までやる。情報デザインをどのように武器に使うか、今年は問われる年になりそうだ。
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